単純な作業をロボットのように
ただこなしていくだけでは、
やがて感性は磨耗していきます。
しかし、そこに明確な目標やビジョンが加わると、
単純な作業でも自分の感性を発揮できる仕事へと
様変わりします。
従業員の感性を鈍らせてしまうのは、
単純な作業や地味な仕事ではなく、
「ビジョンなき仕事」なのです。
品格とは、このように長い間の生活態度や言動などから、
自然に形成されてくるものなのです。
思いつきで一日だけ奉仕活動をしたとしても、
急に人格が変わることはないでしょう。
毎日の地道な繰り返しと積み重ねの上にしか
品格は表れてこないのです。
『リッツ・カールトンが大切にするサービスを超える瞬間』より