自分をある状態におくことができるようになってから
「イイコト」しかやってこなくなった、
そう話すのは、ある美容室の経営者。
ある状態、ってどんな状態?
気になりますよね。
彼女の言い方によると
「周囲の現象に左右されず、
ただ感じるだけにとどめる訓練をする」
とのこと。
”感じても思考を走らせないこと”
が大切なんだそうです。
例えば、足を踏まれる。
そのときは、「いてて」と感じればいいのです。
そうしたらやがてそれは消えます。
ところがふつう人は
「いてて」の後に
「なんで足を踏んだんだ、あの人は」
と思考を走らせてしまいますよね。
それをしないようにするのだそうです。
感じても思考を走らせないこと。
「足を踏むのは悪い人」という価値観や、
「踏まれた私は被害者」、
そういう価値観を取っ払ってしまうのです。
人が何かをしても、思考を走らせず、
「~しているんだ」と観じる。
良い悪いの比較判断はしない。
比較も価値観ですからね。
それで相手が失敗しそうだなと思って、
本当にそうなっても、それによってその人は
気付いて、学ぶのです。
こちらがあれこれ手を差し伸べるのは
相手の成長を阻むことになるんですね。
それは子育てでも同じだといいます。
そうして、思考を走らせず、価値観を取っ払い、
今起こったことだけを感じていれば、
自分の中で、価値観や思考に使っていたスペースが減ります。
減るとどうなるかというと、
「智恵が入ってくる」、というのです。
別の言い方をすれば直感でしょうか、
「こうするといい」ということが浮かんでくるので
それをするだけで、全てがスムーズに行くというのです。
この方が経営している美容室の売上は、どれも右肩上がり。
「いつも自分を感じてクリアでいれば、
源とつながることができて、
いいことしか起こらなくなるんですよ」
と言ってるようです。
彼女によると
「自分がクリアになると、
悪いことをしようと思わなくなるし、
イイコトしかやってこなくなる」と言うのです。
まず、「クリア」になること。
余計な思考を走らせないこと。
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この話しを聞いてから
なるべく余計な思考を走らせないように
意識してみたのですが、
これがなかなか難しい。
車を運転してて前の車が
異常に遅かったりすると
「誰が運転してるんだ?
お年寄りか?
女性かな?
もう少し速く走ってくれないかな~」
とか、
コンビニの駐車場に知り合いの車が
停まってるのを見つけては
「あれ?こんな時間になにやってるんだ?
今日は仕事、休みなのかな?
そういえば学校で風邪が大流行してるらしいし、
もしかしたら子供が熱を出して
ポカリでも買いにきたか?」
すぐに不必要な思考を走らせてしまう。
もしかしたら一日のうちで
ほんとうに必要な思考をしてる時間なんて
1割程度しかないんじゃないだろうか…
そう思うほど余計な事ばかり
考えてる自分に気付かされてしまいました。
これでは「新しい知恵」なんて
入ってくるはずもありませんよね。
”思考を走らせるのを止める。”
これってかなり難しい!
これはちょっと私には無理かな~
■今日の格言
・私は賢明に思慮をめぐらし、愚かに行動し、一生の日々を送った。
byグリルパルツァー
☆おまけ
大根ってHだったんですね~(笑)
私こういうの大好きです(^^)