憎しみというのは
自分自身への批判だと私は考えます。
誰かを憎むということは
自分自身を批判していることになり、
その人自身を停滞させてしまいます。
byイハレアカラ・ヒューレン(心理学博士)
博士は、何か問題が起こった時、
相手を咎めてしまうのではなく、
「100%自分の責任だ」という立場を取れば、
最大の力を発揮できる、と言われています。
そして、相手の問題を自分の問題と考えて
クリーニングすると、相手の人もまた本来持っている力を
発揮できるようになる、ともおっしゃいます。
もし、相手に対して憎しみの感情が起こった時には、
すこし立ち止まって、それは自分自身への批判であると考えてみる。
すべての問題は、100%自分の責任だと考える。
そういう心の習慣づくりが、よりよい人生を
つくっていくのだと思います。
※ 『致知』2010年7月号
特集「道をつくる」より