ベンジャミン・フランクリンという
人物をご存知だろうか。
商売の世界では印刷業と
買い取った新聞社を成功させ
財産を作り、
政治の世界ではアメリカ独立宣言や
アメリカ合衆国憲法の制定で
中心的な役割を果たし、
科学の世界では
電気のプラスとマイナスを発見し、
避雷針を発明したという
商売の世界でも政治の世界でも
科学の世界でも成功したという
稀に見る人物である。
巨万の富を築いた彼が
どのように生きてきたのかを
詳しく知ることができる本として
『フランクリン自伝』がある。
残念ながら私はまだ読んでないのですが
以前から、いろいろな方が
影響を受けた本だということで
いつかは読みたいと思ってる
本のひとつです。
その本によると
彼がベースにしていた生き方は
「人間として正しく生きる」ということであり、
「道徳的に完璧な域に達する」という目標の達成を
心掛けていたことがわかる。
その道徳的に完璧になるために彼自身が作り上げた
「13の徳目」と呼ばれるものがある。
要約して記すと以下のようになる。
「節制」・・・食べ過ぎない、飲みすぎない。
「沈黙」・・・余計なことは口にしない。
「規律」・・・秩序を守った生活、流された生き方をしない。
「決断」・・・やるべきことを決心し、必ず実行する。
「節約」・・・無駄なお金は一切使わない。
「勤勉」・・・時間を無駄にせず、余計なこともせず、
有益なことに専心して取り組む。
「誠実」・・・悪意を持たず、真心を持って生きる
「正義」・・・人の道にかなっており、他人に害をおよぼさない。
「中庸」・・・極端にならないこと。
「清潔」・・・身体、衣服、住居等の不潔を黙認しない。
「平静」・・・心を乱されないこと。
「純潔」・・・性的な快楽におぼれ、自分自身または
他人の平和な生活や信用を損なわない。
「謙譲」・・・うぬぼれず、控えめに。