今年も残すところ、あと4日になってしまいました。
ここにきて新規に取り組まなければいけない仕事が増え、
かなり忙しい。
クリスマスの夜遅く、偶然テレビをつけたら
ここ数年、恒例として放送している番組、
小田和正さんの「クリスマスの約束」を
やっていた。
疲れているし、かなり眠かったのだが、
つい最後まで見てしまった。
やっぱりいい!
音楽はほんとうに素晴らしいと思う。
そろそろまた、自分も本気でやってみようか、
という気になる。
でも、時間がない・・・
いや、時間がないのではなく、
実は時間をつくる能力が不足なのだと
最近になって気づいた。
私の場合、時間管理能力が
かなり低いようだ。
いつか余裕ができてやれるようになったらやろう。
いままで、そう思ってだらだらと過ごしてきた。
でも、「いつか」というのは永遠に来ない、
ということにやっと気づいた。
「いつやるか」をはっきりと決めないと
ぜったいに前には進めない。
歴代宰相や財界首脳の指南役と言われた
陽明学者、安岡 正篤氏の百朝集に、
六中観という人の道をといた名言がある
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「六中観」
・死中有活(死を背にしたその中に活路を見いだす)
・苦中有楽(苦しみ抜く最中に楽しみを見つける)
・忙中有閑(忙しさの中で見つける心の余裕)
・壺中有天(壺の中からも満天の世界に通じる)
・意中有人(尊敬できる人を心の師とする)
・腹中有書(己を導く座右の書を携える)
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忙しい中で見つけ出す時間こそが
ほんとうに価値のある時間となる。
そういうことを言っているのだと思います。
「時間ができたらやろう」
そう思っているうちは
永遠にできないということです。
なにかをやろうと思ったら
いつやるか、
何年の何月何日、
できれば時間まで、
きちんと日程を決めてやらないと、
人間はなかなか行動に移せませんし、
前に進むことができません。
ほとんどの成功者はこれをきっちりとやっています。
挫折する人と成功する人の
いちばん大きな違いはここにあるようです。
最近、見習いたいと思う方の手帳を
見せていただきましたが、
自分の夢をきっちりと書いてありました。
それも写真も一緒に。
たとえば、
「一年後にはこういう家に住みたい」
そう思ったら、その理想の家の写真を
手帳に貼っておく。
そうすると不思議と夢は叶うのだそうです。
漠然と見ているだけの夢はかないません。
できるだけ具体的にイメージすることが
大切なのだそうです。
いついつまでにこうなる!
そうすれば、
そのためには何をしなければいけないか、
自分の中ではっきりとしてくるのです。
すると行動にも移しやすくなります。
私も先日、やっと来年の手帳を買ってきました。
しっかりと活用したいと思います。
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さて、残すところあと数日。
みなさまにとって今年はどんな年でしたでしょうか?
今年の更新はこれが最後になるかもしれませんね。
今年も一年間、ほんとうにありがとうございました。
それではみなさま
よいお年を!