人間のもつ能力の中で
最もすばらしいのは
「考える」
ということではないでしょうか。
幸せになるためには
欠かすことのできない
作業だ。
ところがこの欠かすことのできない
「考える」という作業を
なかば放棄してしまっているのではないかと
思えるような人たちがいる。
言われたことだけ仕事をし、
何も言われなければ何も動けない
「指示待ち族」のような人。
自分の人生は自分で考え、
自分の責任で切り開いてゆくべきものであり、
考えるという最も大切なことを
放棄してはならないのである。
「考える」という仕事も、
誰かに邪魔されるような環境で行ってはならない。
誰にも邪魔されず、
静かな(できれば空気が澄んでいるような)
環境で行うのがベストだろう。
やるべきことをリストアップするにせよ、
それらに優先順位をつけるにせよ、
考えなければならない。
もしあなたが
「今、うまくいってないなぁ」と
思うことがあるならば、
30分ほど誰にも邪魔されないところ
(喫茶店でも構わないだろう)にいって、
その問題についてじっくり考えてみるとよい。
そして「やるべきこと」を見つけ出し
「その優先順位」を考えて、
「これはやめる」というものを
きっぱりやめる決心をすることだ。
焦点を合わせるということは、
重要なこと以外はやめることといっても
過言ではない。
幸せになりたければ、
自分にとって一番の幸せと感じるものに焦点を合わせ、
余計なことやわずらわしいことは一切やめて、
優先順位に従って「今」やるべきことを「今」やろう。